副業で起業するなら合同会社って本当!?株式会社、合同会社のメリット・デメリット

副業で起業するなら「合同会社」で会社設立が良い!?

「週末起業」ともいわれる、平日は会社員、休日は社長や個人事業主という形で働いて副業するなど、会社に勤めながら「副業として起業する」ことを検討されている方も多いのではないでしょうか。

最近、急増しているのが「合同会社で会社設立して起業する」という人たち。また、小さな会社だけでなく、アマゾンジャパンやApple Japanなどの外資系大企業なども株式会社から合同会社に変更するなど、会社形態として「合同会社」を選択する傾向がみられるほどです。

株式会社に比べると、設立費用が安くて手続きや運営もシンプルなどの理由で「副業するなら合同会社が良いって聞いたことがあるのですが、本当かどうかを専門家に教えてもらいました。

合同会社って、どんな会社?

合同会社の特徴は、株式会社と比べて組織構成がシンプルです。株式会社の場合は、上場会社のように多くの人から出資を集めて会社を運営します。合同会社の場合は、仲間内でお金を出し合って会社を運営します。

この資金の調達方法の違いから、株式会社では「出資者」と「役員」は、別の人でも良いのに対し、合同会社では「出資者」と「役員」は同じ人(出資者=役員)が兼任します。なので、合同会社の場合は、出資をすると役員にもなれます。そして、出資者 兼 役員の中から業務を行う役員を選びます。

<株式会社の場合>

(出典:Freepik

<合同会社の場合>

(出典:Freepik

会社法では、合同会社の社長は、代表取締役ではなく「代表社員」といい、業務を行う役員を取締役ではなく「業務執行社員」といいます。

【参考コラム】

詳しくは、以下のコラムをご参照ください。
今さら聞けない?株式会社と合同会社って何が違う? 

 

株式会社と合同会社、副業で会社設立するならどっち?

前述「合同会社って、どんな会社?」では、「株式会社」は出資者と役員が別々の立場であるということに対して、「合同会社」は出資者と役員を兼任する(出資者=役員)という違いがあるというお話でした。この違いから、会社設立するときには「株式会社」と「合同会社」で以下の3つの違いが発生します。

(1)会社設立の手間・費用面では、合同会社が簡単・安い

株式会社は「出資者」と「役員」が法律上で別の立場であるため、「出資者」の会社設立手続きである「公証役場での定款認証手続き」と、「役員」の会社設立手続きである「法務局への設立書類提出」が必要で、役所への書類の提出手続きを2回する必要があります。

一方、合同会社では「出資者=役員」であるため、役所への書類の提出手続きも1回で済みます。合同会社では「公証役場での定款認証手続き」は省略され、株式会社よりも簡単に会社設立ができます。また、会社設立の費用も合同会社の場合は、株式会社に比べて約142,000円も安く済ませることができます。

<会社設立で必要となる役所手続き>

<会社設立で必要な費用>

(2)合同会社の役員は任期がない

株式会社では、出資者(株主)が株主総会で役員を選任するため、役員は最長10年の任期が定められています。合同会社では、出資者と役員は同じ立場(出資者=役員)なので、「出資者」である限り「役員」であり続け、役員の任期はありません

株式会社では、役員の選任、または再任するたびに、法務局への登記申請などの手続きが定期的に発生します。合同会社では役員の任期がないため、これらの手続きが省略できます。

(3)株式会社は外部からの出資をしてもらいやすい

株式会社は、出資者と役員(経営者)が別の立場であるため、株式上場して多数の投資家(出資者)から多額の資金を集めて事業を行うことができます。また、上場しない場合でも、外部の出資者から資金を出資してもらうことが可能です。

一方、合同会社では出資者と役員が同じ立場(出資者=役員)であるため、外部の出資者から資金を出資してもらうことはできません。また、株式上場をすることもできません。

本業の会社で副業が禁止されている場合(副業が知られるケース)

合同会社で起業した場合では、出資をするだけでも役員という扱いになるため、本業の勤務先の副業禁止規定に違反するケースもあります。また、株式会社、合同会社に関わらず、会社の就業規則によっては、副業を禁止されているケースもあるためご注意ください。


以上の3つの違いをまとめると、合同会社で会社設立した場合の方が、設立に関する手続きが簡単で、費用も安くおさえられ、副業として小規模な事業をスタートさせるのには適しているかと思います。

一方で、合同会社は外部からの出資を受けることができません。本業の会社で副業が禁止されている場合は、会社に出資するだけで役員扱いになる合同会社は、勤務先の副業禁止規定に抵触する可能性もあります。

副業で起業するときは、このような違いを意識して株式会社と合同会社のどちらで起業するかを考えてみるとよいですね。

【参考コラム】
今さら聞けない?株式会社と合同会社って何が違う?
株式会社と合同会社の違いについては、上記コラムをご参照ください。

 

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